祝われない誕生日もわるくない
先日、自分の誕生日を迎えました。これからは20代後半になります。
さて、ミャンマーでは、基本的にお誕生日の人は祝われません。(都会ではお誕生日会やパーティする人も増えているみたいですが)
一般的にミャンマーで誕生日を迎える人は、寄付をしたり、まわりの人にご飯をごちそうしたりします。
お誕生日の本人が、他人や周りの人に良いことをする日なのです。
自分の誕生日には他人に寄付をする
私の住む田舎町から車で15分くらいのところにある孤児院。親のいない子どもや、学校に通えない子どもたちが110名ほど住んでいます。
学校施設も併設されていて、ここで勉強することができます。
ミャンマーの習慣にしたがって、私は自分の誕生日にこの孤児院に寄付をすることにしました。
ここの施設は全て、寄付によって賄われているそうです。さすが世界一の寄付大国ミャンマー。
私は旦那と相談して米俵と現金を寄付しましたが、他にも色んなものが寄付されていました。野菜や果物、お菓子、石けん、文房具、食器、洗濯機!など、なんでもありです。
何かと寄付をするミャンマー人。ここでも他人を幸せにすることは自分の幸せという考えがあるのかもしれません。
誕生日の人がご飯をごちそうする
誕生日を迎える本人が、周りの友人や家族にごはんをごちそうするのもミャンマー人にとっては一般的なお誕生日の過ごし方。
誕生日を盛大に祝う、祝われるというものがありません。スタッフがお誕生日の日には、私もごちそうしてもらいました。
日本みたいに、お誕生日の人が主役でごちそうされるわけではないんですよね。祝われるわけではないので、誕生日の私自身が「スタッフが喜ぶのはどこだろう?」と考えます。
祝われない誕生日 まとめ
日本とは真逆とも思えるミャンマーのお誕生日の過ごし方、いかがでしたでしょうか?
私は自分の誕生日に、他人の幸せを考えるミャンマーならではの誕生日が結構好きだったりします。
もともとたくさんの人に誕生日を祝ってもらうのが、なんだかむずがゆくなってしまうことがありました。
ミャンマーでは祝われなくて当然!むしろ他人に良いことをやるなんて、気持ちが良い!ですよね。
でも、今年はスタッフからサプライズで洋服のプレゼントがありました。ありがとう〜!もらえればやっぱり嬉しいけど。笑