ミャンマーと仏のココロ

ミャンマーが恋しい。仏教のこと、観光、国際結婚とか色々

旅行に来るなら見ておいて!ミャンマーのタブーな習慣6選。

ミャンマーに在住していて、周りのミャンマー人から教わった「ミャンマーのタブーやマナー」をご紹介します。
マナーを知らなかったり、知っててもやってしまったりして、私もいまだにまわりのミャンマー人から注意されることも。。ミャンマー旅行・生活の参考にしていただければ嬉しいです。

頭が大事、足は不浄

頭は体の中で一番高い場所にあり、精霊が宿るとされています。「子供の頭をなでるのはタブー」と地球の歩き方などのガイドブックにも載っていますが、確かにミャンマー人は子どもを頭をなでる習慣はありません。

また、足の裏は不浄な部分と考えられていて、足の裏を誰かの方向に向けたり、他人の足をまたぐのも、良くありません。私はいつも旦那をまたごうとして、怒られます。笑

寺院では肌の露出不可

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シュエタゴン・パヤーなどの寺院では、タンクトップや短パン、女性の露出の多いミニスカートなどを着て入ることはできません。服装には注意が必要です。

また、寺院の中に入る時は靴を脱がなければなりません。これは寺院が汚れるからではなく、裸足になることが神への敬意をあらわし、外の穢れを持ち込まないということだそうです。

僧侶に気軽に話しかけない

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ミャンマーではあちらこちらで僧侶を見かけますが、気軽に話しかけたり、体に触れてはいけません。
特に女性は、僧侶の修行の妨げになってしまうので気をつける必要があります。
仏教では、僧侶は尊敬するべき存在であり「僧侶の影を踏んだり、僧侶の体に触れてはならない」もよく知られた習慣です。

洗濯物を男女わける

男女の洗濯物を同じカゴや、洗濯機などに一緒に入れてはいけません。女性の服は「ケガレ」だと考えられていて、男性の運を下げるそうです。
旦那と結婚当初は、洗濯機で一緒に洗濯していて怒られました。笑
そして女性のズボンやスカートなどは人目のつかないところに干さなければなりません。
そもそも仏教には男尊女卑のような考えがありますよね。女性は情が深くて愛を求める生き物であるから、仏教の悟りからは遠いとされています。

人前で怒らない

人前で怒ることはみっともないことだとされています。
怒りは人間を地獄界の精神状態に追いやり、死後最悪の条件に転生すると考えられているそうです。
ミャンマーでは、人前で怒ったり、喧嘩している人を見ることはほとんどありません。
いつも穏やかで優しい表情のミャンマー人が多いです。

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軍施設や空港は写真撮影NG

ミャンマーの軍施設や空港などでは写真撮影が禁止されています。軍服を着ている人や、警察には安易にカメラを向けるのはやめましょう。
まれにスーパーマーケットやショッピングモールでも撮影禁止されている場所があります。写真を消去するように注意されたら、大人しく従いましょう。

ミャンマーのタブー・マナーまとめ

国民の約9割が仏教徒というミャンマーでは、仏教の教えに沿った習慣やタブーがあります。
ミャンマーの習慣などを知っておくと、旅行の際には彼らの文化を尊重することにもなりますね。
海外旅行に行くのであれば、その外国のマナーを知っておくのは大事なこと。基本的なタブーやマナーを知ったら、ミャンマーへウェルカム!

旅の指さし会話帳44ミャンマー (ここ以外のどこかへ!)

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