産むことのメリットデメリット
仕事中毒で結婚なんて全く関心のなかったのに、まさかの24歳で結婚・妊娠。
しかも、出会って1年経たずのミャンマー人と電撃結婚をした私です。
「こいつは一生結婚しないんじゃないか?!」とまわりから思われていたので、
子どもを産んだら何が変わった?とよく聞かれます。
話題の『産む、産まない、産めない』(甘糟りり子さん)を読んでの感想と言うか、
産んでみて考える、ワーカホリックだった私があえて、
産む産まないの選択のメリットデメリットとして書いてみたいと思います。
産むも産まないのも、出産に年齢のリミットがある女性にとっては1度は考えておきたいことなのかも。
産むことのメリット
とにかく子どもが愛おしい。私も娘を出産してから9ヶ月という新米ママなのですが、
産むことの最大のメリットはこれに尽きます。
愛する我が子が存在すること、それがもうメリットというかこれ以上ない幸せです。十月十日お腹の中で大事に育てて、出産を乗り越えて、やっと抱きしめることのできた我が子。
今まで感じたことのないくらい愛おしい気持ちになりました。自分より大切な存在が産まれてきてくれたことだけで、何よりも大きなメリットです。
また、子どもとしかできないこともたくさんあります。自分も子どもに戻ったみたいに、歌を歌ったり、公園であそんだり、あいうえおを言ってみたり、何をやっても子どもをすることが全ておもしろくて、全て愛おしい。
娘が、ただの草をじーっと眺めてみたり、ごはんをブーッと吹き出したり、顔をくしゃくしゃにして笑ったり、ケラケラ笑ったり、全てが愛おしい。愛する人が増えることって、幸せです。
産むことのデメリット
一方で、出産して子どもがいたらできなくなることも必ずあるので、
それはデメリットと言えるかもしれません。
私は元々子どもが好きで、今自分の子どもを生んでもちろん可愛いですけど、他人の子どももみんな可愛いです。だから、子どももできたらいいなぁと思っていました。
ですが、自分の子どもを産むことで失うものも当然あるんだと、実感しました。
仕事と育児の両立っていうけど、もちろん生む前と100%同じフルパワーで働けるわけじゃない。少なくとも生まれて数年は、自分の自由はだいぶ制限されます。
子どもが生まれて、「自分の時間がほしいー!」ってみんな言いますね。
もし、子どもがいない人生だったらきっと仕事にもっと没頭できただろうし、自分のやりたいだけ仕事に集中できたはず。
子どもの面倒みるだけで、疲れちゃうし。そして、自分の個人的な趣味も制限される部分がでてきます。
例えば、海外旅行に行きたい。お酒をおもいっきり飲みたい。映画に行きたい。高級レストランに行きたい。とかね。子どもがいる内は難しいこともあります。
産む産まない選択のまとめ
結局、産むも産まないも、自分の人生は自分で決めること。
自分の価値は自分で決めること。産んでもいいし、産まなくてもいい。
幸せの形は人それぞれで、正解なんてない。自分の選んだ道を、自分で幸せにしていけばいいんですよね。
出産を「素晴らしい経験だった」と感じていたとしても、出産してない人が人生損してるわけではない。甘糟りり子さんの『産む、産まない、産めない』を読んで、
どんな女性の選択も尊重されるべきだな、という感想を持ちました。
不妊治療を始めるか、続けるか、やめるか、突然の妊娠、仕事と出産、育児をどうするか、流産をどう受けとめればいいのか、独身で産むか、病気で産めなくなることにどう向き合えばいいのか……