ミャンマーと仏のココロ

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国際結婚したい?してから後悔する前に考えておきたいこと

こんにちは。hana(@hana_myan)です。

結婚はタイミング…ともよく言いますが、私もまさに今の外国人夫と出会い結婚したのも本当にそういうタイミングだったのだと思います。

いつかはすると思っていた結婚…それがしかも国際結婚。しかし現実は甘いことばかりではありませんでした。

国際結婚を失敗しかけた私が伝えたい、国際結婚をする前に知っておきたいことをご紹介します。

国際結婚する前にふたりで考えておきたいこと

私は外国人のパートナーと初めて出会って1年経たずして結婚。いわゆるスピード婚ですよね。

今まで結婚したいと思える人に出会っていなかったし、この人とならなんだって乗り越えられる!この人なら全てを信じられると本気で思って結婚しました。
彼も同じような気持ちだったと思います。

ですが、、現実は国際結婚だからこその壁が高く多く立ちはだかっているのです。
結婚してからこんなはずじゃなかった…と(私のように)後悔して欲しくないので国際結婚を考えている方はぜひ参考にしていただきたいです。

結婚は焦って急いでするものではありませんよね、ふたりで一度立ち止まって落ち着いて色々と考えて確認し合ってみるのをオススメします。
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1.言葉や価値観

国際結婚でまずネックとなるのは言語の問題ですよね。
どちらかが相手の母国語を話せても、生まれ育ってきた環境が異なれば、言葉のニュアンスや細かい感覚・価値観を100%わかり合うことはとても難しいことです。

私のパートナーは日本に数年住んでいたので、日本語を話すことができます。またミャンマーという親日の仏教国なので、文化や習慣も似ている部分も多くあります。

ですが、やっぱり日本語の言葉のニュアンスを完璧には理解していないし、「全く理解できない!」というような価値観もあります。それはきっと旦那から見て私に思うこともあるのでしょう。

恋は盲目になっていませんか?冷静になって、本当に異国の価値観と言葉を持つパートナーを受け入れることができますか?

あなたの言っていることを相手が全てきちんと理解できなくても、相手の言いたいことが全てちゃんとわからなくても一緒にやっていける自信がありますか?

それぞれの持つ言葉や価値観を尊重し、お互いの違いを受け入れ、ある時は「仕方ないよね。」と受け流す心の寛容さが必要です。

2. 衣食住

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着るもの、食べるもの、住む場所。これは国の文化やパートナーの生まれ育ったところによって違ってきますが、基本的な生活スタイルのことです。

日本で住んでいるなら、ある程度身なりの整った服が必要。
私の旦那は仏教国の人なので、女性がミニスカートやキャミソールなどの肌を露出する服を着ることはNGです。

また、嗜好が大きく異なってくるのは食べ物ですよね。日本食とパートナーの母国食、やっぱりお互いに母国の料理が食べたくなることはあるでしょう。日本はお米の国ですが、パンやパスタ、とうもろこしが主食の国だってあるのです。

どちらの国に住むのかも重要。生活スタイルは住んでいる国の様式に大きく寄るでしょう。
母国でない国に住む方がちゃんとそのスタイルを受け入れる覚悟、また相手はパートナーをサポートする覚悟はできているでしょうか?

3. 金銭感覚の違い

日本人同士の夫婦でも問題になる金銭感覚の問題。
外国人パートナーと金銭感覚についてはきちんと確認しておきましょう。金の切れ目は縁の切れ目。
国際結婚の離婚理由でも金銭問題が絡んでいるケースが多くあるのです。

パートナーの国籍や経済状況よって異なりますが、日本人の平均月収の方が高い国の場合、日本人の平均月収より低い場合、言わずもがなどちらの場合でも問題になりえます。

月収20万円以上の日本人が数万円の服を買うことはあっても、月収5万円の国の人が数万円の服を買うことはないでしょう。

国によって金銭感覚に大きな差があることは当たり前なのです。
私たち夫婦の場合は、ミャンマーという国内でも格差が激しいのですが、レストランのウエイターなど平均月収1万円程度の国。
日本のレストランで1食1000円使うことに驚かれます。

また日本人は貯金をする人が多いですよね?
私も無駄なお金は使わず貯金をするタイプの性格です。(今は子どもいるし)ですが、海外の多くの国では日本人のようにたくさん貯金をする人種は少数派。

私たち夫婦も、あればあるだけ使ってしまう旦那とできるだけ節約をして貯金をしたい私とでよくバトルになりました。
一緒に生活をしていくならば、お金のことはきちんと話し合っておくべきです。

4. 仕事や人生設計・夢

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日本人同士の結婚であれば、結婚したなら正社員で安定して働くことが理想とされますよね。
そんな価値観も日本人独特。海外では正社員で働くということがそれほど当たり前ではないのです。
「仕事なんて休みたいときに休める。」そんな価値観を持っているかもしれません。
仕事は生活のお金にも関わってくる話です。仕事についてどう考えているのか、これからどうしていきたいのかなど話しておいた方がいいでしょう。

将来の夢や野望があればそれは人生のパートナーとしてお互いに共有しておきましょう。
子どもができた時どうするか?将来はどっちの国のどういう場所に住みたいか?
そういったなど将来についてお互いの思いを共有しておけば、同じ方向を向いて同じ夢に向かっていけるかもしれないし、パートナーの夢を応援することだってできるようになります。

5. 宗教の壁

日本人はほぼ無宗教といいますが、それでも神社にお祈りに行ったり仏教が生活に関わっている場面があります。

外国人パートナーは特定の宗教を持っているでしょうか?
宗教は信仰している人にとっては人生を左右するくらい重要なものだったりします。
事実、うちの旦那は仏教徒なのでお坊さんの言ったことは絶対。家を買う日も娘の名前もお坊さんに聞きにいくと言うほどです。

一夫多妻制を許可している宗教もありますから、パートナーがどんな思想・宗教を信仰しているのかはちゃんとわかっておきましょう。

6. 周囲との関係

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「外国人と国際結婚する」というと、両親に反対されるかもしれません。
自分の家族に受け入れてもらえないまま結婚を押し通すのも気持ちがよくないですよね。また、相手の家族にもきちんと挨拶をしにいきましょう。

周りにちゃんと認められていない結婚は、何かあったときに手助けをしてもらえなかったり後々困ることになってしまうかもしれません。

上記に書いたような国際結婚をする前に考えるべきことをきちんと考えた上で、お互いの家族をちゃんと説得して納得してもらえるようにいい関係を築いていきましょう。

国際結婚をする前に、まとめ

いかがでしたでしょうか?
私たちは国際結婚をして、幸せなことばかりではありませんでした。別居をしたり、たくさんケンカをしたり、「この結婚は失敗だったのかな?」と思うことも。

でも、国際結婚ならではいいところもあるのです。日本人同士にはない幾多の壁や試練を乗り越えて、より絆が深まることだってあるのです。
国際結婚をしたい人や考えている人の参考になれば嬉しいです。

 

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