日本人の私たちが、世界の貧しい子どもたちに今すぐできること
私は、学生の頃に発展途上国を旅したことで人生の価値観が変わりました。
発展途上国で出会った子どもたち。
貧困に苦しみ、学校教育を受けられず、不衛生な場所で病気にかかったり、最悪命を落としてしまったり…そんな状況が発展途上国には、ふつうにありました。
1日3食きちんと食べられて、気持ちのよいベッドで眠りにつき、自分の命の心配などする必要がない。
私の今までのふつうだと思っていた価値観は、一歩日本を出てみれば当り前ではありませんでした。
世界では今この瞬間も、6秒にひとりの子どもが貧困のために命を落としています。
そんな子どもたちを救う方法に【チャイルド・スポンサーシップ】というものがあることをお伝えさせてください。
貧困の中に生きる子どもたちの日常生活
"今、あなたはどこにいますか?"
私は、ミナ。ここにいます。
バングラデシュの首都ダッカにある、巨大市場
毎朝5時、人でごったがえすこの場所に"出勤"します
落ちている食べ物を拾ったり、店をまわって物乞いをするのです
店の主人が見せる、嫌な顔
どなられたり、無視されたり、ひどい言葉をあびせられても
「何かください」とくりかえします
午後は、ゴミ山に移動して、売れる物を探します
車にひかれて大けがを負った翌日も
動かせる方の手足を使い、市場で物乞いをし、
ゴミ山で売れるものを探しました
6人家族を支えるため、今日の食べ物を得るため
こう生きるしかありません
今、12歳です
学校には行っていません
大きくなったら
先生になりたいです
(物乞いをしたり、ゴミ山で売れるものを探す子ども、ミナちゃん。)
世界の子ども達を支援するチャイルド・スポンサーシップ寄付とは
1日あたり150円の支援で、貧困に苦しむ子どもたちを支える方法があります。
それが『チャイルド・スポンサーシップ』。
テレビでも、学校に行けずに働かなければならない子ども達のドキュメンタリー映像を放送しているので見たことがあるかもしれません。
『チャイルド・スポンサーシップ』が他の寄付とちがうのは、"ただお金を払って終わりにしない"ところ。
"一人の子どもに一人の支援者がつく形式"なんです。
実際に支援している子どもと手紙などのやりとりも行え、自分の支援している子どもの様子がちゃんとわかります。
私も支援している子ども達から、絵を描いてくれたお手紙やクリスマスカードなどを受け取りました。
大げさかもしれませんが、子ども達からもらうお手紙は私に生きるパワーをくれるような、受け取るたびに温かい気持ちにさせてくれます。
世界の貧しい子ども達のために日本人の私達ができること
日本人の私たちからしたら、それほど大きい金額ではない150円。
ペットボトル1本分の150円で、世界の貧しさから抜け出せない子ども達を少しずつ救うことができるのです。
チャイルド・スポンサーシップは国際NGOのワールド・ビジョンによって運営されています。
もし関心があれば、ぜひ下記のサイトより詳しい情報を見てみてください。
《ワールド・ビジョン》
子どもの住む地域全体の教育、保健衛生、水資源開発、 経済開発、 農業など継続的な支援活動を約15年かけて実施している、 開発援助・緊急人道支援・アドボカシー(市民社会や政府への働きかけ)を行う国際NGO。