ミャンマーと仏のココロ

ミャンマーが恋しい。仏教のこと、観光、国際結婚とか色々

強制退国か、難関のビザ取得か《ミャンマー滞在記》

【2016年12月〜ミャンマービザ規定の変更がありました。最新情報は下の記事からどうぞ!】

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実は、ミャンマーの家族ビザ(ソーシャルビザ)の更新に手こずってました。
家族ビザの有効期限は28日間。その間にビザの延長手続きを完了させる必要があります。
ミャンマーに住む日本人の99%がヤンゴン在住。ヤンゴンであれば同じ手続きをする人が大勢なので、スムーズにビザ取得できるそうです。
しかし、田舎に住んでいる外国人はごく少数なので、手続きがすごく滞りました。。
今回はミャンマー人と結婚したり、家族関係にある外国人が対象のソーシャルビザの滞在期間延長の手続きについてです。

 

ミャンマーで外国人はホテル以外宿泊不可

ビザ取得のためには、ミャンマーでの居住エリアの役所の許可が必要です。しかし私の住む町には外国人が住んだ前例がなく、お偉いさん皆さん「本当にこの外人に、居住許可を出していいか?」判断つかない様子。

ミャンマーでは基本的に、外国人は「ホテル以外の宿泊は不可」。つまり、知り合いのミャンマー人の家とかには泊まれないことになっています。
バレると罰金などとられるみたいです。
私はニャウンシュエに住むために、あちらこちらのお偉いさんに会って、「ここに住ませて下さい」と頭下げてきました。入国管理局、警察、町のリーダー、民族のリーダーなどなどよくわからないけど、連れて行かれてひたすらお願いしてきました。
あと、賄賂も渡しましたよ。全部で2万円くらい。
外国人がみんなお金持ちと思うなよ!(泣)

ビザの郵送申請はおすすめしない

生後5ヶ月の娘を連れて、何度もヤンゴンに行く訳にいかなかったのでビザ更新書類はヤンゴンの入国管理局に郵送することにしました。これが間違いでした。
郵送は町の入国管理局からヤンゴンの入国管理局に送るそう。
ビザの受取は本人が行かないといけないそうなので、受取のみヤンゴンに行こうと思っていました。
しかし、ビザの書類を郵送してから1週間以上経ってもヤンゴンの入国管理局に書類が届いてないという…。後1週間でビザの期限が切れてしまうので、焦ってました。
本当に書類が届いていないのかもわからなかったので、ヤンゴンの入国管理局に直接行くことにしました。

後、3日でビザが切れるという日。ヤンゴンのパンソーダンにいる入国管理局へ行くと、私たちのビザ更新書類がまだ届いてないとのこと。

もう10日以上経っているのに届いていないとは何事。ニャウンシュエからわざわざ飛行機で飛んできたのに、書類が届いてなくてビザ更新できないなんて絶望的でした。
生後5ヶ月の娘と日本に強制帰国になると思うと、涙が出てきそうでした。

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「ふつうの人は郵送じゃなくて、直接書類持ってくるから郵送はいつくるかわからない。」郵送してもいいよって言ってたじゃん!

ヤンゴンに住んでいればいいけど、小さい子どももいるし、ヤンゴンまで飛行機で来なきゃいけないし、簡単には来れないから書類送ったのに!書類だけ旦那に持ってきてもらえば良かったと後悔。もうミャンマーで郵便利用しないわ。

家族(ソーシャル)ビザに必要な書類

書類がなくてもどうにかできないのか、旦那がねばってました。「書類ないのに、ビザ更新できるわけないじゃん!」と私はイライラ。娘と日本に帰ることを覚悟し始めていました。

すると、部屋の奥からおじさん登場。「FAXでいいよ」「???」FAXとは???
ニャウンシュエの入国管理局には私たちのビザ書類のコピーがあるようで、それをFAXで送ればいいらしい。そんなんでいいですか?
ビザが延長できて、ミャンマーに居続けられるならなんでもいいです。

家族ビザ(ソーシャルビザ)に必要な書類は、
・申請書
・居住証明書
・結婚証明書(ミャンマーのは無いので日本のものを訳しました)
・家族リスト
以上はFAXで送ってもらいました。

あとは
・パスポート
・証明写真7枚
・旦那のIDカード
は自分で持っていきました。

ニャウンシュエからFAXを送ってもらって、なんとその日の夕方にはビザ更新完了!今回は、小さな子どもを連れているから融通きかせてくれたみたいです!絶望的だったけど、ミャンマー人の心遣いに助けられました。

家族ビザは延長すれば、出国の必要なし

無事に、家族ビザ初回の延長が完了。小さい娘を連れて日本に帰らなくてはならないと心配していたけど、無事にビザ取得できてほっと一安心。

旦那と結婚する前はビジネスビザでの滞在で、更新のために70日に1度必ず国外に出なければならなかったのでとても面倒。家族ビザなら、手こずったけど今回のようにヤンゴンでビザの延長ができるので国外に出る必要なし
更新は、1年に一回でOK!(初回は3ヶ月→6ヶ月→1年)
ただ、国外に出た場合は初回の更新からになるので、また3ヶ月→6ヶ月と更新しなくてはいけないけど。そして、ビザ更新の書類提出、パスポート受取も旦那が代理でできるらしい!
わざわざ飛行機でヤンゴンに行かなくても済むみたい。無事に、ここミャンマーの田舎に住み続けられそうです。めでたし。めでたし。

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生後5ヶ月の赤ちゃんがベッドから落ちた!体験談と落下後の対処法

こんにちは。ちょっと凹んでいるhana(u_hana2019)です。

 

「赤ちゃんがベッドやソファから落ちてしまった。」「子どもが転んで頭を打ってしまった。」
よく聞く話ではありますが、まさか自分がやってしまうなんて思いませんでした。 
とても反省と後悔しているので、戒めの意味も込めてこの日のことをブログに残します。 

私は「生後5ヶ月の赤ちゃんが何度も寝返りをして、ベッドから落ちるなんてことないだろう」という思い込みから、子どもをベッドから落下させることになってしまいました。

  • ベッドから赤ちゃんが落下しないはずという思い込み
    • 突然のはげしい泣き声。ベッドから落下。
  • 落下後、泣き止んでからチェックする項目。
  • 落下後、病院に行くべきか?目安は?
  • ベッドからの赤ちゃん落下防止グッズ
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途上国に住んでみたらお金の価値観が変わった話

何か買ったり、お金を使う時にいつも、ふっと心をよぎることがあります。
私が軽い気持ちで使うお金は、誰かが死ぬほど欲しいお金かもしれない。
ミャンマーにいるとそんなことを考えさせられ、お金を使うことに慎重になることがあります。

  • いつも、心をよぎること
  • 日本では贅沢が善。
  • 贅沢からの逃避
  • うちのミャンマー人旦那
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ミャンマー人のダイエット

ミャンマーではちょいぽちゃが理想とされているので、ここでいうダイエットは、「肥満体系の人がちょいぽちゃを目指す」イメージです。
日本人女子が目指すような、すらっとして細い人はミャンマーでは逆に魅力がないそうです。
食べ物をちゃんと食べれていなくて、ガリガリなのか?と思われます。
ちょっとふくよかでまるい感じがミャンマー人の好みです。

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ミャンマー気球祭りが始まりました!

(2017年は10月10月26日(木)~ 11月4日(土)が気球祭りの期間です。)
今年もミャンマーの気球祭りが始まりました。ミャンマー語では「ダザウンダイン」と言います。去年はデング熱で入院していたので、実は初めて参加します!
【開催期間:2016年11月6日〜満月の14日までの8日間】 

ミャンマー国中から人が押し寄せるこのイベント。お祭り好きなミャンマー人が一気にタウンジーに集結し、すごい人ごみでした。 

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海外育児。異文化のなかで子育てするメリットデメリット

海外で子育てって、大変だと思いますか?私は現在、海外で1歳半の娘の子育てに楽しく奮闘中です。でも子どもを出産する前は、日本ではない海外で育児なんて本当にできるのかとっても不安でした。
産後の育児って、インターネットで調べれば調べるほど、産後うつの話や大変さのことばかり。。自分の住み慣れた日本でさえ、大変な赤ちゃんのお世話。

今回は海外で育児をしている私が、海外での子育てについて紹介します。
日本育児のいいところと、海外育児のいいところを取り入れながら子育てを実践していこうと頑張っています。

悦楽バイリンガル子育て―オットは外国人 コドモは未来人

悦楽バイリンガル子育て―オットは外国人 コドモは未来人

 
  • 海外の子育て環境の現実は
    • 海外育児:ミャンマーの場合
  • 外国に授乳室、オムツ台はない?
  • 海外育児のメリット
  • 海外育児のデメリット
  • 海外で子育てまとめ
  • おまけ:海外のびっくり子育て
    • 頭寒足熱
    • 吐いたら良いサイン
    • 他人の子どもにキスしまくり。しかも口。
    • 赤ちゃんの咳は母乳のせい?
    • 海外で子育て、カルチャーショック
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海外育児ってどう?ミャンマーの子育て事情。

海外で子育てって、大変だと思いますか?私は娘を出産する前、海外で育児なんて本当にできるか不安でした。
インターネットで調べれば調べるほど、産後の大変さのことばかり。。自分の住み慣れた日本でさえ、大変な赤ちゃんのお世話。
言葉も十分に話せない、おまけに私の住んでいる場所は、便利な赤ちゃんグッズなんて絶対手に入らないミャンマーの田舎。

どれだけ過酷な子育てが待っているんだろう…と思っていました。

でも、実際に海外で育児をしてみると、子育てが大変なのは日本の方だったんだ。と気づいたのです。赤ちゃんを抱いて外を歩いていると、必ず声をかけられます。
「かわいいねー。ママに似てるねー」「何ヶ月なの?寒くないようにね。」

人が多い場所に行くと、話しかけられすぎていつまでたっても前に進めないくらい。笑
そして3人に1人くらいは「おいで~」とそのまま私の腕から娘を連れ去って、抱っこしてくれます。赤ちゃん大好きなミャンマー人。

  • 海外ミャンマーの子育て環境
  • 海外に授乳室、オムツ台はないけど…
  • 海外で子育てまとめ
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ミャンマーヤンゴンのタクシー事情

海外でタクシーに乗るのは、安全かどうかなど不安なことも多いですよね。
相場を知らないとぼったくられることも。
ミャンマーのタクシーにはほぼメーターがなく、料金は交渉制なのでちょっと面倒です。ミャンマーヤンゴンのタクシー事情について、ご紹介します!

  • ミャンマータクシー利用方法
  • ミャンマーのタクシーで遭遇してもびっくりしないでねリスト
  • 親切なタクシー運転手さんもいます
  • ヤンゴンに携帯を置き忘れたら返ってくるか
    • タクシーに携帯を置き忘れたら

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