ヤンゴンに携帯を置き忘れたら返ってくるか
基本的にミャンマー人は優しくて穏やかな性格な人が多いです。
ミャンマーは比較的治安の良くて、財布を置き忘れても、携帯を置き忘れても、日本みたいに持ち主の元へ返ってくることが多い世界中では数少ない国だと思っています。
ですが、残念ながら悪気があって他人の物を盗ろうとする人はいるんですよね。
収入が十分でない人もいるから。だからといって仕方ないとは全く言えませんけど。
先日、ヤンゴンで残念な気持ちになった出来事があります。
タクシーに携帯を置き忘れ
私はミャンマーに来た日本人に、いかにミャンマー人が素晴らしいかをよく話します。
それは私にとって、また日本人にとっても、本当に尊敬できる部分をミャンマー人が持っていると思っているから。
先日、日本から知り合いが来た時も
「ミャンマー人はよく寄付をするし、助け合って生きているし素晴らしいよ~」
とタクシーの中で話していました。
そしてタクシーを下りた直後、知り合いが
「携帯忘れた!」
まさかのタクシーに携帯を置き忘れ。
タクシーは出発したばかりだったので、走って追いかけましたが止まってくれませんでした。
ナンバーも覚えてなくて、追跡もできず…
嫌な感じのタクシー運転手
その時のタクシー運転手は、無口で愛想の悪いかんじの人でした。
置き忘れた知り合いの携帯に電話してみると、繋がらない。
かかっているのに、電話に出ない。
なんか嫌な予感。
置き忘れたのは、買ったばかりのiPhone7という高級品。ミャンマーでも10万円以上で売れるはずです。
希望を捨てず、携帯にかけつづけるとようやく繋がり…
「返してほしければ、金払え」
…悪い人にあたってしまったようです。
「申し訳ないけど、タクシー代払うので持ってきていただけませんか?」
ヤンゴン市内だからどんなに高くても2000円くらいかな。
しかし、請求されたのは2万円。
ミャンマー人の平均月給のおよそ2倍に相当します。
2万円を払わないと携帯を返さないというので、払うしかありません。
ふつうのミャンマー人だったら、タクシー代だけでちゃんと返してくれると思ったのにな。
まとめ:気をつけるに越したことはない。
もちろん、どこの国にもわるいことを考える人はいるのだけど、
私のまわりのミャンマー人は良い人ばかりだから「今回も大丈夫だろう」と過信していました。
当日の夜に携帯を返しに運転手は来て、知り合いのミャンマー人に受取りを頼んだのですが、
その運転手はお金を受取り、何も言わずに去って行ったそうです。
ヤンゴンでは、詐欺や盗難などの事件も年々増加傾向にあります。
私は治安が比較的いいと言われるミャンマーに安心していて、正直気を抜いてました。
飲食店などでも、平気で机の上に携帯を放っておいたりしていたので、今後はちゃんと気をつけようと思います。
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